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愛知万博に行ってきました

 仙人
9月12日月曜日、愛知万博に行ってきました。

お昼にやっと到着して、まず瀬戸会場に。これは正解でした。愛知県のパビリオンに行きましたが、後から考えるとこれが一番ましなパビリオンでした。つまり、万博のテーマに合っているという点でですが・・・。しかも事前に愛知万博の開催経緯を知っていたので、ちょっと笑えたのもよかったです。確か、お金儲けのために万博を企画したが、万博開催予定地のきわめて貴重な自然が破壊されるため、強い反対が市民側(環境保護団体や研究者)から出て、すったもんだで、環境問題をテーマにするという形になったとか。

お金儲けしか考えていない企業経営者や政治家にとっては、海上(かいしょ)の森も木の生えたただの空き地なんですね。

それで、この反対を抑えるためにテーマを環境問題にしたと言う話。
儲かれば何でもいいわけですね。

内容は常識的なレベルだったので、子供でもない限り特に目新しいものはないのではないかと思いました。ただ、お昼に到着したのは失敗でした。すでに日本政府館は入場整理券の配布を終了していたので、入れませんでした。やけになった私は、木製のうちわに似顔絵を描いてもらいました。

行きはゴンドラでしたが、帰りは電池を燃料にしたバス。危うく臨時に動員されたただの名鉄バスに乗せられるところでしたが、この危機を間一髪で回避することに成功しました。こういう時だけ運がいい。全く。

次に行ったのが、サウジアラビア館。「イスラム」の意味が分かりましたが、ただのお国の宣伝をしっかりやってくれていました。終始、悪い部分を隠しつつ・・・(笑)。

それに呆れていた私は隣のイエメン館に行って、自分の甘さに気がつきました。そこでは、自分の国の宣伝すらせず、ひたすらつまらない宝石を売りつけていました。(^ ^;;; たぶん、英語のbargainの本当の意味を実体験するのにはいいかもしれません。

次に行ったインドは、さすがにサウジアラビアを凌駕していました。そこでは「自国の宣伝」プラス「商売」という二本立てでした。「各国、お国柄が出ているな」とこの辺で思い始めました。後で聞いたところでは、インド館では売店の前で踊りもやっていたと言うことでした。やはり、これもお国柄か。

あるインドの経済学者が、「なぜインドは経済大国になれないのか」
と本に書いていたのが思い出されました。

たぶん文化の違いでしょうね。そして、語る文化のない様な国家はだめなのだと思いました。日本では、文化が自由に発展してきて私たちは幸いです。外国に行ったら、少なくともアニメの宣伝ができます。今発展中の文化を語る方が、日本人の大半が知らない様な死んだ文化を語るよりもずっといい。死んでしまった過去の文化しか語ることのできない国は哀れな感じがします。

サウジアラビアにイエメン、そしてインド。カタールは飛ばそう。

その次に行ったのは、カナダ館でした。カナダ館では、入場前にまず英語で説明があり、その後、日本語で説明がありました。最初の英語の説明が終わった後、英語の説明がわかったか聞かれたので、分かりましたと答えたら怪訝な顔をされました。だったら聞かなくても・・・(笑)。どうやらカナダでは英語が話されているというアピールがしたかった様ですが、日本でも英語が通じると言うことを理解していただけた様です(笑)。これでカナダの人もきっと日本で肩身の狭い思いをすることがないに違いありません。

カナダ館では、カナダでは雪が降るということと春には花が咲くということ、そしてオーロラが見られるということを紹介してくれていました。知らない人はぜひカナダ館に行って、ご覧になるといいです。ガイドのお兄さんはかっこいいし。

もう帰ろうかと思いましたが、その先に国連館があるのを発見して、せめて国連館ぐらいは見て帰ろうと思い、そろそろ重くなってきた足を引きずるようにして、国連館に入りました。入り口には、テレビがあって、国連事務総長が挨拶の言葉を述べていました。アナンって言う人ですね。わかりやすい英語でした。何か感じがいいなと思って中を見ましたが、展示内容は万博のテーマに沿っていて、結構良かったです。特に動物の紹介ビデオは全部英語で英語国日本のために特に作ったとしか思えませんでした。また、環境問題を解決する技術が生産性向上や経費削減につながり、受け入れられるようになったというビデオは、疲れた頭にもかなりのインパクトがありました。

After all it's just money.

・・・というどこぞの映画のせりふが思い出されます。万博での一日が終わって、私は、この万博の真のテーマが実は「環境と金」であったことに気がつきました。

本当に仕方のない動物が繁殖するものです。


2005年9月19日


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