企業が専門の業者を雇い、インターネットで情報操作
今日は、ずいぶんおもしろい話を聞きました。
別に、前から気がついていたことと言えば、確かに気がついていたことなのですが、多くの企業がインターネットの有名掲示板で情報操作をやっているらしいのです。
そんな話をある人にしたところ、そういう内容のことを最近NHKが放映したらしいとのことでした。私は、テレビを見ないので、そういう話には疎いのですが、その人によれば、「インターネットの掲示板を毎朝チェックして、情報つぶしをする」という仕事を企業から請け負う専門業者が存在し、また、企業内にネット対策部門を設置している企業も多い・・・ということを報道したということでした。
例えば、「某ソニ●というメーカーが、最近、欠陥商品や超低品質の商品ばかり出していて、使いにくいし、品質は悪いし、すぐに壊れるし・・・」といった様な指摘を人がたくさん集まる某有名掲示板でしたりすると、いきなり5人、10人と絡んできて、誹謗中傷、罵倒の嵐となったりしますが、これは全て仕組まれていたことだったのです。某ソニ●が社内にネット対策班を持っているのか、あるいは、専門業者に委託しているのか、あるいは、馬鹿な社員が勝手にしゃしゃり出て恥をさらしているのかは知りませんが・・・。
全く呆れた話です。
ネットの危機
それはともかく、この様な事実が明白になったということは、ネットの危機と言えるでしょう。 とにかく、ネットで得られる情報は、安易には信用できないと言っていいです。
特に有名な掲示板・会議室での情報は信用できません。そこで得られた情報を元に判断するのは、危険きわまりないことがはっきりしました。
結論的には、
個人のホームページで情報を収集すべきである
ということになります。
実を言うと、このサイトを立ち上げた最大の理由がその辺にあったりします(笑)。たまたまですが・・・。
企業による情報操作は詐欺行為です
それにしても、よく有名掲示板で、特定の企業に不利益になる真実の情報を明らかにすると、「荒らし」呼ばわりされたりしますが、実際は、そういうことを言っている方が完全な荒らしであるということになります。
これからは、こういう荒らしを、企業系荒らしと呼んで、笑いの対象にすべきでしょう。
この様な企業系荒らしは、自由な議論を妨げるとんでもない行為です。
しかも、人をだます詐欺行為でもあります。
よく言えば、企業は、インターネットで情報操作をするという、情報戦を展開しているわけです。しかし、はっきり言えば、詐欺です。
マスコミも詐欺の常習犯
勢い、新聞やテレビ、雑誌などのマスコミに頼りたくなるものですが・・・
マスコミはもっと詐欺である
・・・ということを明言しておきたいと思います。
一般大衆に情報が渡るということによる無言の制約があるだけでなく、裏で会社や記者個人にお金が渡っていますし、政治的な圧力などもあります。マスコミの流す情報は、基本的にうそ、時々、または、まれに「部分的に」真実を含むことがある・・・というのが実態です。まあ、パソコン関係の雑誌なんて、大昔からうそばかり並べているのですが、読んでいる人は、気がついているのでしょうか?
これからは、情報ソースを徹底的に厳選しないと、妄想ばかりの脳味噌になってしまうでしょう。
PS: それにしても、ソニーには頭にきました。
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